こんばんはHANAです。4/4になってしまった・・・
今日は、退職を決めるまでに私が直面した一番大きな壁、
つまり「会社と自分を分ける」という感覚についてお話ししたいと思います。
会社=自分、になっていた
私は29年間、同じ会社で働いてきました。
毎朝決まった時間に出社し、同じ組織、同じルール、同じ空気の中で仕事をする。
気がつけば、それが自分そのものになっていたように思います。
名刺の肩書きが“自分の証明”で、
仕事の成果は“会社の評価”で決まる。
そんな感覚が、いつのまにか深く根づいていました。
「HANAさん、会社辞めたら何になるの?」
先日、上司にこう聞かれたことがあります。
「会社辞めたら、HANAさんは何になるの?」って。
冗談っぽく聞かれた一言でしたが、心の中はドキッとしました。
「え、何になるんだろう…?」って、考えました。
その時はじめて、
「会社の肩書きがなくなったら、“自分”って何だろう?」という問いに直面しました。会社という「虎の威」を脱ぐことになるとあらためて感じたからです。
『稼ぎ方2.0』で気づいた “自分の価値” の定義
村上臣さんの本の中に、こんな一節がありました。
「働くとは、誰かの役に立つこと。
会社に所属しているかどうかは、それとは関係ない。」
この言葉を読んだ時、
私は今まで“会社を通してしか人の役に立てない”と思っていたことに気づきました。
でも、それって違ったんですよね。
「自分の経験やスキルで、誰かを助けられる」ことに、会社は関係ない。
このことに気づけたのは、すごく大きかったです。
“自分”という個人に戻るリハビリ中
今の私は、ちょっとずつ“会社の看板”を外していくことを想像しています。というか、最近まで看板に気がついていなかった。
名刺を出さずに自己紹介をする。
「○○部の○○です」じゃなくて、「私は○○という人間です」と語る練習をする。
それって、怖いけどワクワクもあるんです。
ゼロからの自分って、思ってたより面白いかもしれない。
そんな感じです。
今日の問い
会社や肩書きじゃなくて、
「私は○○です」と言える自分になるって、すごくパワフルなことかもしれません。
あなたは、自分をどう紹介しますか?
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